毎年、東京で行われる “ストリートダンサー世界最強タッグ決定戦”「WORLD DANCE COLOSSEUM」通称 ”WDC” のB-BOY 東海予選大会が、6月7日(日)に名古屋市の「pineapple studio 千早」にて開催された。
東海エリアを代表するチームを筆頭に、関東や関西からも強豪チームが押し寄せ、この日は全56チームが会場を盛り上げた。
昨年と同様に、オープン直後から次世代のBBOYたちを中心とした熱気あふれるサイファーが繰り広げられ、その盛り上がりを維持したまま今回のWDC東海大会の予選バトルはスタート。
トップ16を決める予選バトルは、東海エリアの次世代BBOY同士のバトルを始め、下克上とも言える「ベテランvs若手」などのバトルが数多く行われた。
激戦をくぐり抜け、トップ16に名前を連ねたのは下記のチーム。
・AMANOKE
・BALLISTA
・FISH & ZUMI
・hide stare
・LESMILLS
・Liberal Manerverz
・LONG TIME NO SEE
・LTNS Jr.
・NAKED GUNZ
・Revival Gifreaks
・SECOND LOSS TIME
・strugglez
・strugglez2
・THE FLOORRIORZ
・ボディーカット現代
・中区ジェントルメンズ
(AtoZ)
TOP16以降も、全てのチームが「ファイナルへのチケット」を目指し白熱したバトルを展開したが、地元の意地をみせる名古屋勢は県外からの刺客の勢いを止めることができず、ベスト4には全て県外勢のチームが名を連ねる展開となった。
準決勝バトルに進出したのは、関西と関東をレペゼンし、メキメキと全国で頭角を表している『strugglez』対するは、世界を舞台に活躍し続ける「風格」と「実力」を併せ持つ『THE FLOORRIORZ』
独自のキャラクターと、フロウを活かし会場を大いに盛り上げた “strugglez” だったが…経験豊かなスキのないバトル運びをみせた ”THE FLOORRIORZ” が決勝バトルに駒を進めた。
もう一つの準決勝バトルに進出したのは、先ほどと同様に関西と関東を背負い勝ち進んできた『strugglez2』 先ほど敗れた同チームの屈辱を果たすためにも、気合の入る大事なバトルとなった。
対するチームは、関西からこの東海大会に乗り込んできた『ボディーカット現代』甲乙つけがたい接戦のバトルを繰り広げたが、世界レベルのテクニックと安定感のあるバトル運びで”ボディーカット現代”が決勝に駒を進めた。
決勝バトルは、日本を代表する説明不要の2チーム。
世界的に活躍する2チームは、両者どちらも一歩も引かず、「WDC FINAL STAGE」へのチケットを賭けた超ハイレベルなバトルを繰り広げた。
熾烈なバトルを制し、56チームの頂点に立ったは『THE FLOORRIORZ』昨年、この東海大会を制したチャンピオンが今年も見事王者に輝いた。
■WDC 2015 東海大会 BBOY 2on2 BATTLE Results
優勝 : THE FLOORRIORZ (YU-YA / KATSUYA)
準優勝 : ボディーカット現代 (KAZUKIROC / AYUMI)
ベスト4 : strugglez / strugglez2
■Photo by Jason Halayko
LINK : World Dance Colosseum Nagoya 2015 Album
■Text by SOUL CITY NAGOYA
■ WDC BBOY 2on2 東海大会「JUDGE’S COMMENTS」!!
6月7日(日)に名古屋市の「pineapple studio 千早」にて開催されまた『WDC BBOY 2on2 東海大会』で、審査員を務めた3名の審査総評を掲載!!出場してたBBOY達の感想や、メッセージを語って頂きました!!
※審査員総評ページは画像をクリック!