SHOW & PROVE : JUDGE’S COMMENTS

7月22日(金) 名古屋市で開催された、大学ダンスサークル対抗フリースタイル・クルーバトル『SHOW & PROVE』で審査員を務めた4名の総評を掲載!

総勢22組, 150名を超えるダンサーが参戦し繰り広げられた、白熱のバトルを4名の観点で振り返る!

 

JUDGE※写真左より…きむを, NATURE, akariik, レーコ


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– 全体の感想

予選は “気持ちが上がるようなバトル” は少なかったのが実際の所です。8チームしか予選通過できないことを意識したら、予選こそ全力でいった方が良いのに DANCE@LIVE RIZEのようなメチャクチャな盛り上がりがなかったのは少し残念でした。ベスト8からはどのクルーも “サークルを背負っているプレッシャー” と、”今その仲間で踊れている喜び” が良いバランスになっていたと思います。どのバトルも楽しかったです。個人的には、女性ヒップホッパーは似た踊り方をする人が多いと思いました。流行りの踊り方はあると思うのですが、自分自身のフィーリングのフィルターを通してないから音に合ってない人が結構いたと思います。

 

– 印象に残ったダンサー, バトル等

OBの人はカッコいいダンサーばかりだったので、現役大学生の中だけで選びます。僕が見た予選の中では『Haruki (ふぃめーるすたいる!)』が断トツで良かったですね。トーナメントでは「どんな踊りするだろうかな?」と思っていたら僕の担当ではないサークルでいつの間にか負けていました。(笑) 『RINA (CLASSICS)』『Ryuraw (CLASSICS)』『Army Goblin (MSDC)』は、予選からトーナメントまでずっと良い踊りでしたね。BBOYは、みんな体から音が出ていて羨ましかったです。

 

一番良かったバトルは準決勝の『N.U.STYLE vs MSDC』です。N.U.STYLE が勝ったけど、MSDC が N.U.STYLE の良いダンスを引き出している印象でしたね。予選の『N.U.STYLE vs womanhood』での『ハルナインティー』と『カイコノマユ』のバトルもとても見応えがあって良かったです。日頃から良い刺激を受けて、自分の中に落とし込んでいる踊りだと僕は思いましたね。

 

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– 出場ダンサーなどにメッセージ

僕は先輩からダンスのことだけではなく…音楽、文化、ファッション、人生観まで含めて教えてもらいました。それを自分の中で消化したり、発展させたりしながらダンスを続けています。サークルの後輩たちにとって先輩たちは最初のダンスの先生です。後輩たちがこれからどのようにダンスと向き合っていくかは先輩にかかっていると思うんです。そう思うと責任重大ですよね。(笑) 特に今年卒業する人たちは「卒業するまでに何が出来るのか」自身の所属するサークルへの愛をもって考えてもらえたら嬉しいです。

 

 

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– 全体の感想

全体の感想として真っ先に出てきたのは、”予想以上にかっこいいと思うダンサー” が沢山いたことです。ジャンルを問わず、堂々と踊ってエナジーを発信している人は純粋にかっこいいと改めて感じました。あと、スキルは無くても “チームの雰囲気が合っているクルー” は印象が良かったです。全員同じジャンルだったり、服を合わせてきたりしていたチームもいて、そういうチームは自然と雰囲気も統一感があって良く見えました。色々なジャンルのダンサーがいるチームでも、仲が良いとか、緊張してるとかは見ていて伝わってくるので、”全員が自然体で踊れていると感じたチーム” は評価が高かったです。

 

あとは、”ダンスは上手いんだけど、決定打に欠けるダンサー”が多かったですね。やはりバトルなので、説得力のあるダンスをして相手やジャッジに「自分が何を見せたいのか」を伝える能力が大切だと思いました。そういう意味でも、スキルは重要だと思います。予選を上がれるチームや、接戦を勝てるチームっていうのは、やはり説得力のあるダンスをしていました。キャラクター、エナジー、アイデア、クセ、スキルなど…武器になる要素は様々あるので「自分が何を見せたいか」を明確に出来たらもっと良くなると思います。あと、バトルに慣れてない人は、誰が出るか迷ってなかなか踊り始めないことがあったので、全員がいつでも踊れるぐらいの気持ちでいた方が良いと思いました。

 

– 印象に残ったダンサー, バトル等

個人的に良かったと思ったダンサーは沢山いるので…今回は僕より年下で特に印象に残っている人だけにします。『Miki (ふぃーめーるすたいる!)』『Haruki (ふぃーめーるすたいる!)』『Rina (CLASSICS)』『Ryuraw (CLASSICS)』『カイコノマユ (womanhood)』『駿太郎の極み (N.U.STYLE)』『idonity (ROUTE20山)』ですね。全員かっこ良かったです。

 

あと『NCU』で出場していた、ダンス歴が浅いように見える女の子が2人いたんですが、かなり良いモノをもってましたね。ちなみに、僕がジャッジ中思わず立ち上がったムーブは『クレイジーパピヨン (いわでん祭)』と『Taijiro (CLASSICS)』さんでした。これは完全に僕の好みなので、名前がなくてもあまり気にしなくて良いと思います。

 

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– 出場ダンサーなどにメッセージ

今現在、名古屋では “学生向けのフリースタイル・バトル”が沢山あって、とても良い環境があると思います。でもそれを当たり前だと思わずに、県内でも県外でもどんどん挑戦していって欲しいです。あと、ケガには気をつけて下さい。僕はケガで全く踊れない期間が結構あったので…生活を見直したり、筋トレや柔軟をしたり、自分の身体と向き合うようになりました。マインドも大切ですが、そもそも身体がないと自己表現出来ないので、身体は大切にして欲しいです。ありがとうございました。

 

 

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– 全体の感想

“勝敗がつきやすいバトル” が多かったように感じました。「音を上手く使ってるなー」と思うダンサーがいるクルーが自然と勝ち上がっていた気がします。ただ、全体的に OB, OG に引っ張られてるクルーが多いようにも思えました。もちろん学生でカッコいいダンサーも沢山いましたが。

 

– 印象に残ったダンサー, バトル等

個人だと『yuji (N.U.STYLE)』のムーブは、どのバトルもめちゃくちゃテンション上がりました。自分の得意ではないジャンルの曲で、あそこまで自分を出せるのは羨ましいですね。『RINA (CLASSICS)』はクルーの中で紅一点でしたが、男性に負けないくらい力強くてかなりイケてました。『SHUHEI (SELFISH)』と『雪奈 (ROUTE20)』『わで (N.U.STYLE)』は自分の踊りを確立していて、引き寄せられましたね。『M37R (ROUTE20)』『KAZUfreak (CLASSICS)』は、同じ年だけど嫉妬するくらい本当に格好良かったです。他にも沢山いるのですが、これくらいで…

 

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– 出場ダンサーなどにメッセージ

日々の中で感じること、『自分は何が好きで、何で踊ってるか』そういったフィーリングを自分の踊りに染み込ませると、もっと魅力的で、自分らしさが滲み出るような “味のある踊り” が出来るようになると思います。私自身、本当にこう思えるようになったのも最近ですが…(笑) 今回のバトルを見て、特に学生の皆さんは「好きなものを見て真似する」だけでなく、”自分本来の良さ” を研究して、自分の強みを伸ばす練習をしていくともっと格好良くなる人が居たように感じました。私も学生の時、上手くなりたい一心で練習ばかりして自分の踊りがわからなくなり、好きなはずのダンスが苦痛になることがありました。こういったフラストレーションも大切な感情ですが、それよりも皆さん、もっと自分の踊りを好きになって褒め伸ばしてあげてください。

 

 

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– 全体の感想

イベント内での総評でも言いましたが…OB, OGの方々が引っ張っているバトルが多かったと思います。魅せ方とかスキルとか雰囲気とか。あと、チームバトルはソロと違ってバランスや出る順番や音も関係してくるので、そこを上手くコントロール出来たチームが勝ち上がったのではないかな、と思います。

 

– 印象に残ったダンサー, バトル等

個人的に良かったと感じるダンサーは沢山いますが『RYU BEAR (N.U.STYLE)』 『Miki (ふぃめーるすたいる!)』は特に良かったですね。二人とも自分の雰囲気を持っていて、自分の強みもしっかりと理解出来ているのが羨ましいと思いました。カッコ良かったです。

 

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– 出場ダンサーなどにメッセージ

数年前まで、私も今回の様なバトルに出る側で「カレダン」と聞くと凄く気合いが入って熱くなっていたのを思い出しました。その分負けた時は泣くぐらい悔しかったり、勝った時は半端なく嬉しかったりして、またそれを分かり合える仲間が居て…そういうことも社会にでると難しくなってくると思うので、悔いのないようにこの瞬間に精一杯ダンスして下さい。ありがとうございました。

text edited by SOUL CITY NAGOYA
photo by ichiiiiiii


 

■ SHOW & PROVE : REPORT

毎回多くのダンサーが参戦し盛り上がりを見せる、OBも参加可能な “大学ダンスサークル対抗クルーバトル”『SHOW & PROVE』が、7月22日(金) 名古屋市中区の CLUB LOVER;Z にて開催された!

 

s&p2※ レポートページへは画像をクリック!


■ T.A.C.D BATTLE vol.4

毎回盛り上がりを見せる、東海地区の大学生, 院生, 専門学生ダンサーを対象にした年間ポイントランキング・バトル『T.A.C.D BATTLE』のシーズン第4戦が、8月28日(日) 名古屋市天白区の STUDIO FORCE にて開催!

0828※イベントページへは画像をクリック!


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