DANCE@LIVE 2016 RIZE CHUBU CLIMAX : JUDGE’S COMMENTS

12月13日(日)に開催された「DANCE@LIVE 2016 RIZE CHUBU CLIMAX」で審査員を務めた4名の総評を掲載。

総勢57組171名の大学生ダンサーがエントリーした、2015 – 16 シーズンの中部予選最終ラウンドを振り返って頂きました。

 

JUDGE'S

※写真左より…TAIJIROU, Yellow Monkey, ヒデヨシ, RYOTARO


 

 

RYOTARO

 

– 全体の感想

ダンス自体のレベルの差、バトルに対する気持ちの差が大きかったように感じました。予選通過チームを見ると、上がるべくして上がったチームという印象でしたね。ベスト16のバトルでも、まだ少し差がありましたね。ベスト8以降からは、どちらが勝ってもおかしくないバトルばかりでした。フリースタイル・バトルなので、自分の得意ジャンルではない曲で踊ることも少なくないと思いますが、その中でも『どこまで音とリンク出来たか?』を重視して見ました。「どの曲がきても自分はこうだから!」という踊りで、音楽とリンク出来てていないダンスは、見ていても個人的にはあまり響きませんでした。

ただし『自分を貫く』ことはとても大切なので、その感覚を残しつつもう少し音楽にも寄っていってあげると良くなるのかと思います。ルーティンも、曲と合ってないものには違和感を感じました。その点ではアカデミックポータルは抜けていましたね。どんな曲がきても大丈夫なんだろうなと感じました。

 

– 印象に残ったダンサー, バトル等

『Mayuko』予選は一番良かったです。FUNKであそこまでナチュラルに踊れるのはすごいと思いました。『てんてん』バトルへの思いがそのままムーブに出てた気がしました。熱かったです。『Kaito』確かなスキルとアグレッシブさがかっこ良かったです。『J.J.Mohamed』音に入ってましたね。エグい動きでもクリアに見えました。『Jr. LOOPZ』なかなか自分の得意なテイストの曲で踊れない中、毎回かましていたので流石だなと思いました。他には、『ちーやん』『はるか (いわでの森)』ベスト16でのバトルでは『まお』『はるな』『ゆうと』『みき』『ひろ』ベスト8では『まえっち』『ゆうき』準決勝では『よしまてぃ』が個人的に良かったです。

バトルはベスト8からは全部面白かったですね。『愛知学院大学:SELFISH』のバトルは毎回上がりました。ルーティンの数は決して多くはなかったですが、個々のスキルが高く、互いを信頼してる空気の中に強い一体感を感じました。良い意味で大学生っぽくない尖っている感じも好きでした。

 

RIZE001

 

– 出場者&学生ダンサーにメッセージ

大学生活楽しんでください。その中にダンスがあればやってください (笑) ダンスが楽しい、友達とワイワイしたい。それで充分だと思います。ただ今回を通して「悔しい」「勝ちたい」って思った人は、沢山練習して沢山バトルに出てください。上位に勝ち上がって行ったチームはその勝利をつかむ為に時間もお金も体力も費やしています。そして「勝ち」よりも多くの「負け」を経験しています。大学 1, 2年生も臆せず挑戦していってください。それともう一つ、ダンス以外のことも色々してみてください。僕は気付くのに大分時間がかかりましたが、必ず何か変わってきます。

色々な経験をして、ダンスも学生生活も更に充実したものになっていけば良いですね。僕も負けじと進み続けますので皆で頑張っていきましょう。お疲れ様でした。

 

 

Yellow

 

– 全体の感想

全体的にフワッとした雰囲気でしたが、身内のチームが出る時には後ろで応援したり、会場の雰囲気が和む様なヤジが飛んだりと純粋にダンスを楽しんでいる感じが出ていたので良かったですね。

 

– 印象に残ったダンサー, バトル等

チームにおいては、『愛知淑徳大学:アカデミックポータル』のルーティンの質が高く、その中でもポッピンからのルーティン⁇では小さな奇跡が生まれていましたね。あと優勝した『名古屋工業大学:あ”ーす!』は、個々の個性が色濃く出てているのに、チームとしてのまとまりも見えて、それでいてオリジナルな発想で攻め続けてくる感じが、とても良かったです。ジワリました。HIPHOPに関しては『J.J.Mohamed』が群を抜いてましたね。良い悪いの意味ではなく、フレッシュなHIPHOPが多い中、DOPEな部分を良く理解して感じ切れているのが見えていて個人的に好きでした。

 

RIZE 004

 

– 出場者&学生ダンサーにメッセージ

「何のために自分はダンスをしているのか?」という部分が、それぞれに明確になれば表現する事がもっとクリアになっていくと思います。ダンスで人と何かを共有する事を大切にこれからも青春していって下さい。

 

 

TAIJIROU

 

– 全体の感想

今回、DANCE@LIVE RIZEに初めてジャッジで参加させて頂きましたが、同世代の学生限定ということで「負けられない」という気持ちが強く伝わってきて、とてもワクワクしました。実際に熱いバトルも沢山あって良いものを見させていただきました。

気になった部分としては、今回ルールとして “必ずルーティーンを入れる” と言う事で、色々なチームのルーティーンを見ましたが『課題として出されているから、とりあえずやっている』ように見えてしまうチームが多かったと思います。ルーティーンの勢いをそのまま個人につなげて爆発させることができたチームは、予選からトーナメントに勝ち上がっていたんじゃないかなと思います。例えルール上必要だとしても「そのルーティーンいる?」って思うものは、45秒などの限られた制限時間を勿体なく使っているなと感じました。

 

– 印象に残ったダンサー, バトル等

個人的に印象に残っているバトルは『名古屋工業大学 あ”ーす!』vs『名古屋大学 二代目N.U. JIGGY BROTHERS』です。たぶん、あの日一番の盛り上がりで、お互いにカマしあっていて素晴らしかったです。チームで良かったのは『愛知淑徳大学:アカデミックポータル』と『名古屋大学:二代目N.U. JIGGY BROTHERS』ですね。アカデミックポータルは全てのムーヴで、ルーティーンを出してくるのにも関わらず、どれも質が高くて手を抜いていなかったので、3人ともこのチームの為にかなりの練習量や時間を割いたんだろうなと感じました。チームとしての一体感や、ルーティーンの質では今回のイベントで一番だったと思います。

あとは、個人のスキルを更に伸ばして、個性も出せれる様になると個人でも戦えて、チームとしても何倍にも大きくなると思います。二代目N.U JIGGY BROTHERS は、昨年ジャパン・ファイナルを経験しているだけあって、予選から個人としての安定感やルーティーンの出すタイミングも完璧でした。

 

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– 出場者&学生ダンサーにメッセージ

バトルで勝ち上がるには、勿論『ダンス・スキル』も大切なのですが…それだけではなく『バトルの仕方』『掛け合い』もとても重要で、それを身につけるには “バトルに出て経験する” しかないと思います。大学生限定のバトルでも良いと思うダンサーは、色々なバトルや県外のイベントでも見る人達でした。

“上手くなってから県外などにも挑戦する” のではなく、”上手くなるために挑戦” して欲しいです。バトルに出てダメだった時もすぐ帰るのではなく、上位の人と自分がどう違うか考えながら見るのも大切だと思います。まだ皆は若いですが、意外とダンスを現役一線で出来る時期というのは限られていて、あっと言う間に時間が過ぎてしまうので…一回一回のイベント、バトルをもう少し強く意識出来る様になると、更に有意義なものになると思います。文章では伝えにくい部分が多いので、またイベントなどで会ったら気軽に話しかけてください。お疲れ様でした。

 

HIDEYOSHI

 

– 全体の感想

今回ジャッジさせて頂くにあたって、僕が中心に見ていたのは『クルー感』です。トーナメントの上の方に上がってくるチームは、一体感が抜群だったと思います。それぞれに色々なルーティンを作ってきていましたが「そのタイミングで出さなくてもいんじゃない?」と感じたチームも多かったです。

 

– 印象に残ったダンサー, バトル等

個人的には、名古屋市立大学:前田家を見て進め!の『てんてん』が印象に残っていますね。これからもどんどん頑張って欲しいです。優勝した『名古屋工業大学:あ”ーす!』のルーティンも最高でした。

 

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– 出場者&学生ダンサーにメッセージ

僕はこの DANCE@LIVE  RIZE に出たくても、大学生じゃないので出れません。『大学生』という限られた時期の中だからこそチャレンジ出来るチャンスをこれからも存分に活かして、ダンスを踊り続けましょう。僕も死ぬまで踊り続けます。ありがとうございました。

 


 

■ DANCE@LIVE 2016 RIZE CHUBU CLIMAX REPORT

国内最大級のダンスバトルイベント『DANCE@LIVE』大学生3ON3部門の中部予選最終戦が、12月13日(日) Pineapple Studio Scream にて開催!

総勢57組171名の学生ダンサー達が「ジャパン・ファイナル出場シード権」を摑み取るべく熱いバトルを繰り広げた。

 

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