DANCE@LIVE RIZE 中部 vol.1:JUDGE 総評

7月13日(日)に行われた「DANCE@LIVE RIZE 中部 vol.1」でジャッジを務めた3名の総評を掲載!

 

総勢43組(129名)がエントリーし、激戦を繰り広げた大学生3on3バトル中部予選の総評を、審査員の3名に改めてお聞きしてきました!全国的に活躍する3名の言葉は、出場した学生ダンサーは勿論、大人のダンサーも必見です!

 

IMG_3698

※写真左より…DEJI, usako, unoone


 

■ unoone (KEEP IT REAL, AVALANCHE)

 

unoone

 

今回の予選は「技術、ルーティーン、一体感」の3項目がそれぞれ10点満点と言うシステムの中で審査していて…個人的な点数の基準として…『技術』で高得点を取る場合、3on3ということもあり、3人ともかました場合8〜10点を付けました。逆に1人が今日のトップレベルでかましたとしても残りの2人が微妙だった場合は高めの点数は付けていません。『ルーティーン』に関しては、3人の個々の技術が上手かったとしても「ルーティーンの完成度が低い」場合などは点数を厳しめに付けさせてもらいました。『一体感』と言う項目に関しては、3人の技術やルーティーンの完成度関係なく…曲が変わるタイミングでメンバー同士でどう動けていたか、3人の空気感やグルーヴが作り出せていたか、色があったかどうかを見ました。またバトルはその場その場で変わるのでそれに対し臨機応変に自分が踊ってないところで動けていたか全体を通して採点をさせて貰いました。

 

『ルーティーン』『一体感』この2項目が『技術』と並列に審査基準に組み込まれているのが「RIZEの大きな特徴」であり、RIZEに向けて「3人それぞれが個人でも努力していて、チームとしても本気で準備してきた」チームが上がる可能性は高くなるシステムが組まれているのかなぁと感じました。なので必然的に『RIZEに向けての準備や努力が見えるチーム』は総合点が高くなっていたと思います。

 

そう言った点を踏まえて、今日のバトルを振り返ると『曲が変わってから作戦を立て、フロアーが空いてしまっているチームが多い』のが印象的でした。確かに次にどんな曲がかかるか分からないですが、ある程度想定して対応したりすると良くなるのかなと思います。その準備や、逆に何をすればいいのか、にフォーカスしそれぞれが当日までに動いたり3人で話し合ったりすると次の展開が見えてくると思います。例えば当日の『DJの個性や当日の回し方を見抜く』事も大事だと思います。恐らくバトルになれているひとは自然と気付き対応している部分だと思います。逆にわからないとバトルの最中に「誰が出る?どのルーティーン出す?」と焦ってしまい、この時間がグルーヴが切れてしまったり次踊る子の印象に響いてしまうので次回から意識すると良いと思います!

 

ただ、曲が変わって自分たちのグルーヴが途切れそうになっても、それをカバーする動きをしているメンバーがいたりもして…上に勝ち上がったチーム程、そういう瞬間を多く感じました。そういった点では、決勝戦にはそのマイナスの瞬間がなかったので、とても見ていて良い戦いだなと感じました。あと、全体的に感じた事は…みんなやたらと後攻を取りたがるけれど、先攻には先攻で有利な点も沢山あるので、そこも色々なバトルに出て経験して、戦い方を身につけていくと良いと思います。

 

またRIZEは大学生限定で大きな舞台での決勝まで繋がることができるとても良い機会だと思います。自分が学生の時はなかったのでこういうみんなで一つの目標に向かうことができる機会は本当に羨ましい(笑) また、決勝大会出場を目標にするのではなくて決勝大会で結果を出すこと、良い踊りをすることを目標に頑張ってほしいなぁと思います!

 

名古屋内で井の中の蛙にならないように他県の子達に対して自信をもって挑戦を続けてください!僕も頑張ります!今日はありがとうございました!

 

 

■ usako (OUTLEAP, usako & Sakura)

 

usako

 

予選は、スキル、一体感、ルーティンの3つ各10点満点つけるというものでした。

「ルーティン」点では…ルーティンに出る時に “まごついてたり、曲が変わっても話し合っていたり” して隙が多いチームは点が低く、又そういうチームが多く見られました。バトルの流れを切らしていなかったチームは高い点が入ったのでそこで点差が開いたと思います。ルーティンの練習は『ただ合わせる練習』だけではなくて、バトルフローを止めずに絶妙なタイミングで入る練習も必要だと思います。”バトル”なので隙をみせてたら負けちゃうと思います。

「一体感」はそれと共通する所が少しあると思います。『ルーティンがすぐ出せる』『バトルの出る順番も即決で隙が無くすぐ出れる』それらはお互いが個々の役割を理解している、お互いのかませるタイミングを掴んでいるということが出来ているという事だと思います。この「一体感」に関しては、特に目に付く良いチームも悪すぎるチームもなかったので点差はあまりなかったです。ただ、日頃一緒に行動していたり練習をよくしていたり、相手のダンスを理解していて自然と一体感が出ていたチームはいくつかありました。

 

「ルーティン」「一体感」で点を取るには『どれだけバトルまでに3人で濃く練習してこれたか』が重要だったんではないかと思います。

 

反対に、『個人のレベルが問われる』部分が「スキル」ですよね。正直、ルーティンと一体感が高くてもそこにスキルが足りてないとバトルで勝つのは難しいのかなと思います。私的には『スキル>ルーティン+一体感』という感覚で見させて頂きました。『技術スキル、ダンススキル、バトルスキル』これら3つのスキルが高い人が多いチームがトーナメントに残ったと思います。

前回ジャッジさせて頂いたRIZEの時より、スキルがあがっている人が多くてみんなの成長を感じて嬉しかったです。学年が下の子も積極的に挑戦してくれていたこともスゴく嬉しかったです。精力的に参加することはレベルアップに繋がると思うから、挑戦する事を続けて欲しいと思います。

 

人それぞれに違った目的を持って出場していると思うので、今回スキルの部分での差が大きかったのは正直感じましたが…でも努力する事でそこは成長出来るとも思うので、もっとスキルに対して貪欲に努力を続けて欲しいなと思いました。

 

県外に遠征に行って、関東や関西で学生ダンサーを見ると、実際どのジャンルも中部に比べてレベルが高いと思います。本人達の努力も勿論あるけど、やっぱりダンス環境が中部より活発で、比較するとかなり良いとも思いました。でも悔しくないですか?環境で差を感じるのって。私は悔しいです。だからこそ、その倍の倍、練習してダンサーとしての成長を目指したら良いのかなと思います。名古屋でWSあったら意欲的に受けて『なにか一つでもいいから絶対自分のものにしてみたり』そこで自信をつけて『県外に挑戦しに行って』また自信なくして初心に戻って、また倍の倍練習する。そしたらダンサーとしても勿論、人間的にも成長できたりするのではないかなと思います!なので、皆さんにも継続して努力して欲しいと思います。

 

この総評は『バトルで本気で勝ちたい人にむけてのエール』です!「楽しむ心」もとても大切で…『勝負に絶対なんてものはない』という事も忘れずに、今後もそれぞれに努力を続けてダンスも人間性もかっこいい人になっていってください!今日はありがとうございました!

 

 

■ DEJI (Skullz, 三河CREW)

 

デジ

 

今回「ジャッジという立場」で皆さんのダンスを見させて頂いた率直な感想としては…全体的に、レベルはあまり高くなかったと感じてしまいました。チームとしても「3対3」という形式を有意義に使えていたチームは少なかったと思います。

 

勿論、個人的に惹かれる踊りをするダンサーもいたし、将来が楽しみなダンサーや、引き込まれるダンサーも何人かいました。ただ審査員としての目線で、出場した皆のダンスを冷静に見た時に『ダンスに対する情熱や、日頃の努力を感じれたダンサー』はあまり多くなかったと思います。特にHIPHOPのダンサーの子達には今後の期待も込めて、もっと頑張ってほしいなと思いました。

 

今回は関西圏から出場したチームが特に目立った活躍を見せていましたが…東海圏の大学生ダンサーと関西圏から出場した大学生ダンサー達では、全体的にベースの部分で差があった様な気がします。それが今回結果として現れたのではないかなと思います。

 

今後のアドバイスになるか分かりませんが…僕個人としては、その人が持つ「質感」というものが好きで、そこの部分がとても大切だと思っているので…『自分の拘り』を “ダンスというフィルターを通して” 体で表現出来たり、空間に出せるようになっていければ更に良くなると思います。その為には日頃の努力や積み重ねがとても大切だと思うので、それぞれに与えられた時間の中でダンスライフを充実させていって欲しいなと思います。

 

今回出場した皆はここからまだまだ成長出来ると思うので、夢や目標に向かって頑張って下さい!皆さんの成長と活躍を期待してます!ありがとうございました!


 

■ DANCE@LIVE RIZE 2015 中部 vol.1 レポート

7月13日(日)に開催された今シーズンの開幕戦!

東海地区は勿論、関西圏や長野県から総勢43組(129名)の大学生ダンサーがエントリー!

全国でも屈指の盛り上がりを見せる中部予選を振り返りました!

R1

レポートページへは写真をクリック!

 

 


Recomend topics
  • Are U Ready?! vol.3Are U Ready?! vol.3

    初心者限定からスタートした WAACK 1on1 バトルが、名古屋市中区にある CLUB ...

  • FLOCK SUMMERFLOCK SUMMER

    東海地区の大学ダンスサークル連盟、東海ダンスネットワークが主催する大学生ダンサーの夏休み合...

  • MAST☆R’Z 2017-18 vol.4MAST☆R’Z 2017-18 vol.4

    中部地区で活動するU-15ダンサーを対象にした年間ポイントランキング制のダンスバトル・イベ...

  • T.A.C.D BATTLE 2017-18 vol.4T.A.C.D BATTLE 2017-18 vol.4

    毎回多くの学生ダンサーが参戦し、最高潮の盛り上がりを見せる年間ポイントランキング制ダンスバ...