N.S.Y vol.15 : JUDGE’S COMMENTS

10月15日(日) 名古屋市で開催された HIPHOP 2on2 BATTLE『N.S.Y vol.15』審査員4名の総評を掲載!

総勢95組, 190名が参戦し繰り広げられた、激戦のバトルを審査員4名がそれぞれの観点で振り返る!

 

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– 全体の感想

かなりハイレベルで難しかったです。予選から決勝までどのバトルも面白くて、とても迷うバトルばかりでした。メンバー同士お互いをリスペクトし合い “2人のチームワーク” が出ている素晴らしいチームが沢山ありましたね。その中でも優勝した『A.R.E.S』は個々のスキルはもちろん、2人の息やルーティンも面白くて、見ていて本当に気持ちよかったです。メンバー間の相性はダントツに良かったと思います。
どう出るか?どっちが先に出るか?ルーティンをやるかどうかなど2人で作戦を立てて出れるのはチームバトルならではだと思います。ソロでは優勝できるレベルでも2on2になれば変わってきます。その部分を上手くバランス取れているチームが、勝ち上がっていたのではないかと思います。
– 印象に残ったダンサー, チーム, バトル等
個人的に印象に残っているチームは『WEST-O』『Burst』『MIKA&AIAI』ですね。ダンサー個人では『MOMOC@ (G-Cord)』『NO-RI (琉球爆弾)(以下敬称略)が、特に印象に残っています。
– 出場者などへメッセージ
昼から夜まで長丁場でしたが、会場の空気感は終始良い雰囲気でしたね。あの場にいた全ての人で成り立っていて、最後まで盛り上がりに欠けることなく本当に楽しかったです。素晴らしい出会いがあり、良い仲間が増え、悔しかったら練習して更に上手くなって、良い事ばかり!こういう場があることに感謝をしながら、私自身これからもダンスを頑張っていきたいと思います。一日お疲れ様でした。ありがとうございました。

 

 

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– 全体の感想

暖かくて、明るくて、心が軽くなるようなスッキリとした空間でした。

 

– 印象に残ったダンサー, チーム, バトル等

印象に残っているダンサーは『ルイス (木野と平野)』バトルでは『バニキト vs A.R.E.S』ですね。

 

– 出場者などへメッセージ

人生は1位目指すか、自己満で終わるかの二択です。1位めざそーや!

 

 

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– 全体の感想

まずはボリュームが規格外でしたね (笑) それをクリアするために2サークル同時進行や三つ巴バトルを組み込み、更に N.S.Y と UC がエントリー者やシーンに対して抱く想いにキャスト&スタッフ全員が全面協力体制で応える気持ちがあってこそ可能となった奇跡のイベントだと思います(笑)ただこれは、UCという人間だからこそ実現できたもので誰でもできるものではありません。長時間観戦してくださった皆さんも含め、UC への愛ですね(笑)
 
 
2サークル同時進行では “ジャッジの観点” が1つになりますが、単なる個人の好みで判断をしない人間だからこそ審査員を任されているのだと思っています。エントリー者の皆さんから『あの人が良かったー!』といった好みがあるのは当然ですが、審査する側は好みといった観点だけで判断をしていませんので、やはりどのジャッジが見ても『良いダンス』と感じさせたコンビが勝ち抜いていったのではないでしょうか。
 
 
トーナメントまでのバトルを見た上での感想は、全体的に『突き抜け感』がなかったという印象。”上手くてキレイに踊る人” はたくさん居ましたが、好きなステップ、好きなダンス、好きなスタイルをフルスウィングしている感は少なかったです。特にある程度の技術が身に付いてきていて、トーナメントに上がれなかった人達に多かったですね。
 
 
あと、固定観念というか決まった形で踊っているコンビも多かったです。毎回出る順番が一緒とか、敗者復活戦での1チーム1ムーブ45秒といった短いチャンスでも交代ばかり考えてるとか。ソロ以外のバトルにおいては自分が得意な音楽とスタイルは勿論、パートナーが得意な音楽とスタイルを理解していることも必須ではないでしょうか。それが判断できれば自ずと出るタイミングも、交代の必要性もわかってくるはずです。極論、技術力が高い同士が組んでもその部分を理解し合えてなかったら結果には繋がらないと思いますね。

 

 

– 印象に残ったダンサー, チーム, バトル等

A.R.E.S vs GRIMREAPER:コウイチロウが、オミを突き飛ばして、それにオミが喰って掛かれば、ススムもオミのために一緒に喰いかかる(笑)同じ男として、この日一番テンションが上がりましたね。今のご時世を考慮して MC ROKUDENASHI が瞬時に間に入って納めましたが、あれはバトルであれば自然な衝突。両チームとも『何か』を証明するためプライド・仲間・ホームタウンを背負い、単なる勝ち負けのためだけに勝負していないことが伝わった瞬間でした。キッズ、ジュニア、若手の皆さん。ルールが存在しないところで勃発するリアルバトルはあんな感じですよ(笑)
 
 
静岡レペゼン G-TA:FU-SCHNICKENS で踊った時と、ATCQ で踊った時のG-TA君が、カッコ良かったですねー。ATCQ の時なんて、まさかのナイロンジャケットが ATCQ!インナーが Jungle Brothers!NATIVE TANG!!!笑 ベーシックかつ、NYC スタイルなヒップホップと現代的なグルーヴをバランス良く合わせ持ったダンスで、そこに加えてキャリアが音楽とのマッチングに説得力を生んでました。
 
 
90 STEPPERS ボンバー:久しぶりに踊りを見れましたが、終始カッコ良かったです。N.S.Y での活躍っぷりは、SNS 等でその都度知ってましたが、ネイティヴ感だったり、ナチュラル感だったりがズバ抜けてました。そこにしっかりと音楽とバトルに反応した緩急もあって、尚且つシルエットも良く、『ただ気持ち良いだけの踊り』に映ってないところも良かったです。
 
 
TAICHI:まず遠方からエントリーしに来てくれたことでテンション上がりまくりましたが、ダンスが本当に進化しまくっててビビりました(汗)元々のタイチ君の持ち味は残ったままで、そこにハードさとフィジカルが更にインプットされたスタイル。本人の話も聞いて納得でした。個人的には『ZOO/PARTY』で踊ってくれた時のタイチ君がホームラン!あの日、あの場所で、あの曲をあれだけカッコ良く踊れたのは間違いなくタイチ君だけですね。現在の自分のスタイルからあの曲に合わせたスタイルにシフトした感覚やテクニックも、若い子達に学んで欲しいところです。
 
 
SAM×2 MOMO:BPM 高めの曲で踊った時の MOMO ちゃんがイケてました。普段のSAM×2では使わない曲でしょうし、なかなかああいう曲で踊る姿も見たことがないですが、いわゆるガシガシなステップが合うアッパーな音楽に対してステップを踏みながら、その中に『NASTY』のような女性特有のグルーヴも入れ込んできたところが良かったですね。俗に言う”ガールズヒップホップ”ではなく『SISTA』なフレイヴァで、そのシルエットからもしなやさ&力強い女性ヒップホッパーの匂いがプンプンしました。
 
 
G-B’s KO-KI:個人的に大好きなスタイルです(笑)確かに現代ヒップホップミュージックには不向きなスタイルかもしれませんが、ブレずにレペゼンしてましたね。若干の早取りなどは見えましたが『ダンスしてる感』と『シルエット』は抜群でした。大阪に行ってから急成長しているのは知ってましたが、よくよく考えてみれば全くリアルタイムじゃない時代のフレイヴァをよくあそこまで形にするもんだなと。難易度高いはずですけど、スタイルやカルチャーを愛してるからこそ成せるんでしょうね。あの HORIEさんに『当時の匂いがするよ!』と言わしめたのもスゴイです!ああいうスタイルを『古い』とか『昔の』って感じてる人、その考え方が時代遅れですよ(笑)
 
 
Madd Thug:この2人の KRUMP は良かったですねー。しっかりと音楽に合わせて KRUMP の動きでもグルーヴ感を変えていってるというのが見えて、次のレベルに進化していることがわかりました。自称 KRUMP ミーハーなボクとしても(笑)嬉しかったです。キャップトリックのクオリティの高さにもビビリました。努力の賜物ですね。
 
 
WEST-O:カッコ良かった!B-BOYということもありますが、2人とも血がたぎってて良かったですし、やっぱり B-BOY はバトルのスペシャリストだと改めて痛感。Yoko-You 君のスタイルはクールさがあってカッコ良いんですが、決め時に牙を剥く感じが個人的にヒットしました。相反して(?)YU-YA は終始牙を剥き続けるスタイルで、踊ってる時もそうでない時も威嚇射撃から援護射撃まで休みナシでしたが(笑)2人に共通してたのは音楽がホントによく聴こえてるってこと。音楽のテンションにあったブレイキンで、技だけでなくダンスをしてくる部分は流石のクオリティでした。
 
 
A.R.E.S:今回のエントリー者の中で群を抜いて完璧だったと思います。ススムが言ってたように練習量は勿論だと思いますが、ただルーティンを作ってダンスが上手くなる練習だけでアレは無理ですね。2on2 バトルだということを前提に相手がいる想定でやったり色々あると思いますが、そんなのは最低条件で、結局どんな音楽が流れるのかもわからないし、ハプニングもある中で、ルーティンの発動のさせ方やフォローの仕方など全てにおいて『バトルのために組んだ2人じゃない』からこその呼吸感がどのエントリー者よりも上回ってました。2人のダンススタイルはボクとは違います。正直言えば好きなスタイルではないのですが(笑)ダンサーとしても人間としても理想的なコンビ愛やチーム愛を感じました。そして2人の独特の雰囲気の中にも『熱い感情的なダンス』があったこと。自分の好みを人間の魅力が上回った素晴らしい結果です。
 
 
Mr.Kitoh vs ハルナインティー:巷で噂の親子対決(笑)親子で踊り合えるって素晴らしいなーと思った数年前から、今はバトルでも対戦してしまうようになってしまいましたね。この時のハルちゃんの踊りは良かったです。負けたハルちゃんは悔しかったと思いますが、負けたくないっていう感情や気持ちが前に出てたのかスゴく気持ちのこもったダンスでした。キトウさんのダンスは勿論 “仕上がりまくってて” 良かったわけですが、それに加えあのハルちゃんを引き出すあたりがダンサーとしてのキャリアと経験値ですね。そこに父親としての愛も詰まっているので、他のバトルとは違った観点でも素晴らしい一戦でした。
 
 
YU-YA vs MOMOC@:個人への評価になりますが、今回のバトルでボクが心を震わされた2人です。子を持つパパは強かった。バトルの合間は子供の面倒を見て、バトルの最中は奥様がバトンタッチ。奥様もお子さんも疲れたと思います(笑)ただ、自分の好きなダンスのために協力してくれる奥様と子供のために出来ることを、次に向けての集中時間にもなるバトルの合間にこなして、バトルになればスイッチを切り替える。そんなパパが勝ち上がっていく姿はカッコ良かったです。そして顔の表情、踊り方、全てにおいてプライドが感じられて、しっかりバトルをしていて、やっぱりユーヤはカッコ良いと確信しました。モモカは、HORIEさんが仰った通り『なんでそんなに頑張るんだ!けど、そんなのに理由なんてないんだよね!』と(笑)ただ踊り方というか音楽へのアプローチが変化していて、そこに驚きました。お父様のお話を聞いて謎は解けましたが、かと言って簡単にできることではありませんね。その努力はダンスからも見て取れましたし、モモカのオリジナルに向けて動き出してる感がありました。難しいことを抜きにしても、踊っている姿、自分と戦っている姿に感動しました。やっぱり感情に溢れたダンスは響きますね。未来の宝!長く踊り続けてください。大人になったら一緒にクラブ行きましょう!笑
– 出場者などへメッセージ
バトルに出る限り “勝ちたいという気持ち” を持つ事は当然ですが、勝つために『失敗しないダンス』を踊って結果に結びつくワケではありません。自分のスタイル、自分のダンス、自分のバックグラウンド、自分の根っこ、自分の想いを失敗を恐れずにフルスウィングで吐き出す。”オリジナル” というのは単に人と違うことをするワケじゃなく、各々のバックグラウンドを背負って表現することで生まれてきます。ここまで来れた自分の過程に存在する人達ナシで現在はありません。自分が育って培ってきたものがあるのであれば、それを多くの人に伝えるために吐き出す。これが「Represent」なのかなと。
 
そして、勝ち負けの前に愛されて応援されるダンサーになってください。バトル当日も若い子達を見てて色々と気になったところがありました。『ダンサーがダンスを頑張るのは当たり前』本当に大切なことが何かを知りましょう。ボクらはそうやって生きてきて今があります。

 

 

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– 全体の感想

『Hip Hop Dance Battle』の祭典という感じでした。皆それぞれに個性的で、若さ溢れる素晴らしいバトルばかりでした。参加できて光栄でした。

 

– 印象に残ったダンサー, チーム, バトル等

僕の中で強く印象に残っているダンサーは『ルイス (木野と平野)』『MOMOC@ (G-Cord)』あとは、MCもやった『ROKUDENASHI』ですね。

 

– 出場者などへメッセージ

このバトルに挑戦した全ダンサーにRESPECTを送るよ。君たちのそのチャレンジ精神は、人生においても応用が効くものである!

 

 

n-s-y ※ 当イベント主催者である、UC氏のオフィシャルブログ「遊UC白書」へは画像をクリック!


 

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国内最大規模のストリートダンス・バトル『DANCE@LIVE』高校生以上のダンサーを対象にした “4STYLES部門” 中部地区大会が、今年も2日間をかけ開催決定!

 

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