でたぁーーーーーーっ!!!
PVで公開された途端、世界中のHIPHOPヘッズが大興奮!!(たぶん)
なんの話かって?
Black Eyed Peasの新曲、Yesterdayの事です!
とにかく、リリック、トラック、PV、全てにHIPHOP、特に80’s〜90’s、所謂「HIPHOP黄金期」と呼ばれる時代のネタが、これでもかと散りばめられてるのです。
なんともまぁタイミング良く、
今週末7/24(金)はNIGHT CRUISINGで、90’s CLASSIC EDITIONと銘打って開催する
わけで、90’sの楽曲なんか紹介できたらなぁと思っていたタイミングでこれ。(来てね!)
書かないわけにはいかないでしょ〜。(90’s以外のネタもあるけどね。笑)
というわけで、この曲について、僕なりに解説(解析?)したいと思います。
かなり長くなると思いますが、それでも小ネタまで全て拾うととてもBLOGに収まりきらないので、端折りつつ行きたいと思います。
まずBlack Eyed Peasとこの曲について。
Black Eyed Peas(以下BEP)は、元々、Will、apl、Tabooの3人(3人とも元ダンサー!)で活動しており、かなり良質なHIPHOPをやってたんですが、かわい子ちゃんのFergieが加入してからはPOP路線に走り、Where Is The Love?の大ヒット以来チャートの常連になりました。
Fergie加入後のBEPの曲はあんまり好きじゃないけど、Fergieの見た目はかなり好きです。
最初に見たとき、当時にしてはかなりローライズなジーンズを履いてて、ヤ、ヤバい!見えるぞ!とドキドキしたもんです。
閑話休題、そんでいろいろあって活動休止してたBEPですが、今年で結成20周年ってことで、前々から予告してたとおり新曲を発表。それがこの曲Yesterdayっていうわけです。
この曲はFergie不在、BEPが影響を受けたアーティストを、PVではレコ屋でレコードを掘りつつ、Jackin’ For The Beatsスタイルで矢継ぎ早にトリビュートしていく感じです。
それでは早速本題に。
曲とPVを時間軸に沿って解説していきましょう。
まず最初に取り出したレコードがいきなりDEF JEF!わおわお!
元ダンサーならではですね。Here We Go Again!
De La SoulのSaturdayのフレーズからThe Champのリフが入りつつ、1stバースが
“We going back to Front”
というフレーズから始まりますが、これは彼らが98年にリリースした1stアルバム、「Behind the Front」にひっかけてあるのだと思われます。
さらに”Cause we were breaking atoms, LIVE at the BBQ”、”Pumping Audio Two, Listening to nixxas, Nixxas With them Attitude”という気になるラインも飛び出しつつ…
AUDIO TWOのTOP BILLIN’
さらにN.W.AのGREATEST HITSのジャケを掲げます。
そしてここから、ビート、リリック、さらにジャケまで、クラシックスをジャックしまくります。
まずはBlack Sheep!
左にあるレコードは、サンプリングネタですね。
Black Sheep – Choice is Yours
ここからもどんどんネタが出てきます。
Source Magazine、SP-1200、World Famous Supreme Teamなどなど気になるフレーズをリリックに散りばめつつ…
“Hail to Latifah she be the Queen”というラインでQueen LatifahのAll Hail The Queenを掲げ、
続いても、気の利いたリリックとともにRUN DMCのKing of Rock
ICE-TのPOWERと続きます。
次にジャックするのはDigable Planets
Digable Planets – Cool Like That
右にそのアーティストのジャケ、左にサンプリングソースのジャケというパターンが多いですね。
EPMDのフレーズをはさみつつ、続いてはDe la Soul!
De La Soul – Buddy
同じくDe La SoulのOodle of O’sでちょろっとだけフレーズが使われたDoug E Freshも登場。
続いてはA Tribe Called Quest!
A Tribe Called Quest – Scenario
Remixも。
お次はPete Rock & CL Smooth
Pete Rock & CL Smooth – They Reminisce Over You (T.R.O.Y)
サビは再びレコード掲げスタイルに。
Diamond D のAnd The Psychotic Neurotics
BEP自身の過去の名作、WeekendsとBridging The gap
ここから再びジャック!次はODB!
映像で見ると、ちょっと顔も似せてる気がします。笑
Ol’ Dirty Busterd – Shimmy Shimmy Ya
さらにDas EFX!
Das EFX – They Want EFX
再びサビへ、Ultra Magnetic MC’sのThe Four Horsemen
からの、次はPublic Enemy!
Public Enemy – Bring The Noize
次は、冒頭でも登場したN.W.A!
EAZY-E、ICE CUBEとメンバーの名前、ABOVE THE LAWやJJ Fad(!)と縁の深いグループ名も。
そしてEAZY-Eが社長であったRUTHLESS RECORDSの名前が二つも?
それもそのはず、BEPが最初に契約したレーベルが、RUTHLESS RECORDSだったのです。
N.W.A – Straight Outta Compton
リリックはIce Cubeやけど、声はEazy-Eっぽいですね。笑
さあ曲も終盤、次はWu-Tang Clan!タイガースタイル!
Wu-Tang Clan – Wu-Tang Clan Ain’t Nuthin Ta F’ Wit
Sound of da PoliceのフレーズでKRS ONEを掲げ…
最後はLL Cool J!まさしく”Radio”を肩に担いで、僕の大好きなイントロ!
LL Cool J – Rock The Bells
…という感じで、解説というよりダラダラとネタを羅列する感じになってしまいましたが、何度見ても、何度聴いてもHIPHOP愛に溢れる細かいネタの仕込み具合が楽しい曲です。
過去から未来へ、な感じのラストシーンもなかなか味わいがあるので、そちらはPVを見て確認してみてください。笑
さて、冒頭にも触れましたが、今週末7/24(金)、今月のNIGHT CRUISINGでは90’sをフィーチャーします。
この曲聴いて、やっぱこの時代のHIPHOP最高やな〜と思った方は、ぜひ遊びに来てください!笑
毎月多くのダンサーが集まり盛り上がりを見せる『NIGHT CRUISING』が、7月24日(金)に開催!
今月のナイクルは『90′s』をテーマに開催!
“90年代生まれ” の、東海エリア次世代 Female ダンサーによるショーケース!そして、’90′s HipHop” に感化され、現在もなお進化を続けるチームによるショー!更には「90年代」に進化を遂げたBe Bopチームや、ナイクル初となるセッションショーも開催!
脇を固めるDJは、それぞれに『90′S CLASSICS』をテーマに自慢のセットを披露!今回も盛り上がり間違い無しのナイクル!お見逃し無く!
ほな〜。