脳と選択〜Choice is yours〜

 

どうもです。

皆さんが忘れた頃に久々SOUL CITY blog 。

以前某SNSに載っけた内容を、
数年の時を経て、今の自分の感覚とも合わせてリバイバル投稿!

僕は普段脳卒中を中心とした理学療法をしているので、
そのために“脳科学”を勉強したりしています。

そこで、今日は脳科学から観た『選択』についての考察をば。

 

というわけで、
人生とは大小様々な選択の連続の上に成立っているわけですが、
その選択を自分自身がしているのにも関わらず、
後悔をしてしまう人は多いと思います。

 

それはなぜなのか?

 

人が選択をする時頭の中はどうなっているのか?
僕の大好きな本「進化し過ぎた脳」から勉強させてもらったことから書いていきたいと思います。

 

そもそも選択=意志決定は自分自身で行なっているはずなのに、
その選択をした明確な根拠がいえる人って実はなかなかいないんですよね。

 

例を出すならば、
レストランでメニューを決める時や、
ジャンケンの手を出す時だってそう。
それどころか好きな人だって、
どこが好き?なぜその人でなければいけないのか?
と突き詰めていくとなかなか明確には答えられないんじゃないかなと思うわけですよ。

 

僕も結婚しているので、
奥さんのどこが好き?と聞かれれば、
いくらでも好きなところを答えられるけど、
そういうある1部分だけを持ってして好きと思っているわけではないし、
彼女という人間そのものが好きなわけですが、
じゃあその彼女自身とは何か?
なぜ彼女でなければいけないのか?
と突っ込まれると、、、
最終的には、
直感とか感性とかしか言い様がなくなるんですよね。

 

そんなわけで、人間の意志決定なんて良くも悪くもたいがい直感だと言えるんだそうです。

んで、その直感とは何かと突き詰めると、、、

 

『脳内の意志決定に関係するニューロンの細胞膜の膜電位が深いか浅いか。』

なんだそうです。

 

簡単に説明しますと、
脳は常に自発活動しているので、
脳内の細胞膜にはイオンがたくさん溜まったり、そうでなかったりする状態が繰り返されているそうです。
そのため、膜電位は常に変動している=“揺らいで”いるわけです。

そして、何らかの刺激が来た時のその細胞膜のイオンの溜まり具合、
すなわち、膜電位の浅い深いの揺らぎによって、
動物の意志決定は決まってしまうそうです。

 

ジャンケンでグーを出す時、チョキを出す時、パーを出す時、
それぞれで膜電位の深さは違うわけです。

だから、相手の膜電位の変動=“脳の揺らぎ”を客観的に見ることができたらジャンケンは無敵ですね。笑

 

まぁジャンケン程度の意志決定はいいです。
それ以上に自分にとって大切な物事についての意志決定も、
脳の揺らぎだけで決まってしまっているのでしょうか?

だとしたら、揺らぎとはどのような揺らぎ方をしているのでしょうか?

 

これに関しては完全には解明されてないものの、
100%揺らぎで決まるとも言えないし、
揺らぎがランダムではないことも確かなようです。
(音楽・ダンスにおける“グルーヴ”も揺らぎが深く関連していますが、また別の話なので、この話はまたの機会に。)

 

環境や経験、タイミングなんかも揺らぎには関係してくるらしい。
やはり明確な根拠はないとはいえ、
揺らぎによるとはいえ、
自分自身の選択は、過去と現在の自分が総動員で未来の自分に向けて出した直感と言えるみたいですね。

 

ただ、人生では何度も同じような選択を経験します。
その度に過去の経験や今回の境遇を重ね合わせたりしながら選択(=意志決定)をするわけですが、
それでもいつまでたっても後悔を0にできない、
すなわちベストな選択ができるようにならないのは、
この脳の揺らぎのせいだと言うことらしいです。

 

いろんな選択肢の中から選んだある選択肢が、
いつまでたっても正解とは限らないということです。
だって、環境は絶えず変わりますから。

 

だから、たまには違う選択をして比較しないといけない。
ということだそうです。

 

目まぐるしく変動する環境・状況下に対応していくために、
脳はあえて不確実な選択をするよう揺らいでいるのかもしれない。
例えば、パチンコをしててずっと大当たりを出していても、
脳の揺らぎでふと台を変えたくなるらしい。
そんな風に、わざと不確実な方を選択する瞬間があるらしいです。

 

人間がゆえの高い知性は、
高いがゆえに不完全であり続けるといえるわけです。

うーん、面白いですね〜!!笑

 

脳は紛れもなく自分自身であるにも関わらず、
こう書かれるとまるで自分のように思えないというか…。

 

僕もすべてを理解できているとは思えないですが、
なんとなく自分の選択の“結果”に一喜一憂してきた自分が、
選択そのものに原因を求めていたように思えて、
ちょっと見当違いだったかなと思いました。


ちなみに、「選択することは可能性を捨てること」
カーネマンのプロスペクト理論によると、
人間はある損失の価値は同程度の利得のそれよりも大きく見積もる傾向がある。
といわれていて、選択で得た利得よりもその選択で失った機会損失(利得と絶対値が同程度だとしても)を大きく見てしまい、比べちゃった時に後悔とかするという話もあるそうです。

 

なんにせよ、
選択そのものにとらわれて、
立ち止まったり後悔するよりも、
どんな選択になるかは脳の揺らぎに身を任せて、
飛び出してきた選択を意味あるものにするために、その後をしっかり歩いていった方がいいのかななんて感じたりもします。

 

心を科学で完全に理解できるとは思わないけれど、
頭の中の現象として説明がつく部分もあるかと思うととても不思議です。

 

絶えず変化する自分の“心”に、自分自身が振り回されないよう、
心に依存しない確実な自分自身を感じながら過ごすために科学をうまく使えればいいなと思います。

 

「どうにもならないことなんて、
どうにでもなっていいこと。」
by BLUEHEARTS

 

本当に一部のことを除けば、
ほとんどのことがどうにかなることなのではと感じる時があります。

 

踊り、振付、選曲、
仕事、就活、恋愛、結婚、
いろんなことで迷うと思いますが、
そんな時にこの知識が少しでも心を楽に出来れば嬉しいです。

 

たくさん揺らいで、
たくさん選択して、
そのあとの自分自身の行動を楽しんでいきましょう◎
(もちろん何しても良いわけじゃないですが)

 

揺らいだ方は、
N.S.Yのエントリーも選択しましょう!笑

N.S.Y vol.17

 

てことで、長々とありがとうございました〜

 

このパターンで今後もちょくちょくSOUL CITY NAGOYA blog 書いていきます!
どこかで会った時とか感想教えてくださいね笑

ではでは。


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