言葉の本質【ストリート】/XRATED × SHOW&PROVE

6月5日(日)

 

『XRATED × SHOW & PROVE』にてクルーバトルのジャッジをさせて頂きます。

http://soulcitynagoya.com/xrated-showprove-2

 

ジャッジが大きく世代を跨いでいるのは面白いですね!

最年長のボクは『古くさくない古き良き』を基本にジャッジさせて頂きます(笑)

 

 

さて『クルーバトル』。

クルーとは何なんでしょう?

 

ストリートやヒップホップというカルチャーの中でも頻繁に使われる言葉ですが、正直なところその言葉の本質も薄れていると感る今日この頃です。

TEAM(チーム)、UNIT(ユニット)、CREW(クルー)、FAMILY/FAM(ファミリー/ファム)

その昔はPOSSE(ポッセ)なんて言葉もありましたし、新しめではMOB(モブ)。

※なくなってはないと思います。ただトレンドはあるので一応流行言葉として扱います。

更に大きくなればNATION(ネイション)といった言葉もありますね。

 

 

さて、勝手な価値観ではありますが個人的な各言葉の捉え方を書いてみます。

 

 

ボクの中で最上級は『チーム』です。

 

TPOに合わせてメンバーが変わることもなく、苦楽を共にし、衝突し、好きなところも嫌いなところも共有する。

家族よりも家族、兄弟よりも兄弟、友達よりも友達、親友よりも親友。

といった感じでしょうか?

 

そういうチームは、現役の『ダンスチーム』ではなくなっても『永遠のチーム』になっている。

そんな気がします。

 

 

では『ファミリー』。

意味合い的にこちらが『最大規模』といったイメージです。

 

日本でのファミリー(ストリートやダンスシーン)の考え方は2通りあるような気がするんですよね。

簡単に言えば同じ代表者(代表チーム?)のもとに集う大きな集団ですが、1つは環境や場所が違っても『家族』だぜ!のような温かく、アットホームな印象のファミリー。

 

もう1つは『契り』を交わすような雰囲気の強固なファミリー。

こちらのタイプは『クランプ』のファムから感じることが多いです。

どちらもファミリーだなーと思うんですが、ボクは『クランプ』のファム感が好きなんですよね。

 

流行り言葉として使っている若者達には何も感じないです。

だってファミリー、家族ですよ?

本来の意味で考えれば『チーム』としての繋がりよりも更に大きく強固なはずですから。

 

その点から考えてみると、個人的にはオールドスクールのレジェンドや諸先輩の皆さん、国内を代表するクランプのファムなどから顕著に『ファミリー感』を感じます。

 

とは言え、あくまで国内ストリートカルチャーの中での個人的な観点なので色々と自分の中にも矛盾が生じてしまい(汗)

ボクの中では『チーム』というのが最強の結束だと現時点では感じています。

 

 

『クルー』は?

ここは難しいですね。

 

クルーの結束は、チームやファミリーの結束とは質が違う気がするんです。

 

ボクの中の『クルー』は『垣根を越える』といった感じです。

チームは勿論、年齢、性別、ジャンル、エリア、国や人種まで。

ただし『越える』代わりに何らかの『共通項』が必要な気がします。

 

それは技術といった表面的なものではなく(そもそも技術レベルはある程度の判断基準があるはず)『目的』や『意識』、『刺激』や『敬意』などで、決して『楽しい』とか『仲が良い』”だけ”の『ぬるま湯』的なものではないんじゃないでしょうか。

 

この点はチームにおいてもファミリーにおいても同じですね。

 

 

ということで、最後に『ユニット』。

 

ユニットとは簡単に言えば『合体』だと思うんですが、何でもかんでも合体すれば良いってもんじゃないですよね。

 

考えてもみてください。

戦隊シリーズのロボットやアニメのロボットだって、合体すれば強くなるんです(笑)

ダンスのショウケースに置き換えて考えてみましょう。

 

 

『おいおい!○○のチームと○○のチームが合体するんやってさ!』

『ホンマかっ!それメッチャやばいやん!絶対行くわーっ!』

 

 

これがユニット。

ではないでしょうか?

 

 

ここまで書いてみて思いましたが、『チーム』『クルー』『ファミリー』の3つと『ユニット』の違いがありました。

 

 

『継続』と『単発』

 

 

3つの集いにある関係性は、時代や環境の変化により波があったとしても継続されていくことが必然のような気がします。

 

しかしユニットは『合体によるパワーアップ』が最初のきっかけ。

そのきっかけを元に残りの3つに変化する可能性はあると思いますけどね。

 

 

ということで完全に主観で書いてしまいましたが、原点はこういう意味合いだったんじゃないかなーと、最初に使った人的には。

 

それが和製英語になり、溢れかえり、本来の意味より『ニュアンス重視』の単なる言葉となり、現在に至る。

使っちゃダメだとか言いたいワケではなく、結局『本質』が備わっていなかったら『言葉負け』したり『一過性』で終わりますよって感じです。

逆に考えれば、『本来の意味』を考えることでチーム力強化のヒントが見えたり、仲間との結束が強まったりするきっかけにはなるんじゃないでしょうか?

 

まあやっぱり、どんな『カタチ』であれ、本気でブツカリ合わない限り『新しい景色』には辿り着かないんだと思います。

ブツカリ合うことを避けているうちは、本気とは言えないってことですね。

 

 

以上、完全なる主観ブログですが(汗)

最後までご覧になって頂いた皆さま、ありがとうございました!


Recomend topics
  • N.S.Y vol.17N.S.Y vol.17

    幅広い地域・年齢・キャリアのダンサーが集結し盛り上がりを見せる、東海エリアを代表するHIP...

  • WHO GOT THE PROPS vol.3WHO GOT THE PROPS vol.3

    初回から驚異的な盛り上がりを見せ、各方面から注目が集まるジャンル別 1on1バトルイベント...

  • SHOW & PROVESHOW & PROVE

    東海地区の大学生ダンサーなどを中心に毎回最高潮の盛り上がりを見せる、OBも参加可能な大学サ...

  • Funky J SPECIAL WORKSHOPFunky J SPECIAL WORKSHOP

    Juste Debout, UK BBOY CHAMPIONSHIPS など数々の世界大会...